環境への配慮

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CO2 削減対策

セメント瓦は製造工程で焼成を行わないため、製造時のCO2排出抑制に大きく貢献しています。また、ボイラーなど石油を燃焼させる養生ではなく、水和熱を利用した養生を採用しています。

さらに、塗着効率の向上やオーバースプレーの抑制による空気消費量の削減、塗料改善による乾燥工程の低温化など、塗装工程でも環境に配慮した取り組みを行っています。

製品の軽量化により、輸送時のCO2排出量を削減することもできました。

県営住宅松陽台団地では、計74棟の建物で132トンもの軽量化を達成。普通トラック2トン車66台分の輸送時のCO2排出量の削減に貢献しました（同型のセメント製品との比較）。

現在、(有)有伸塗料商会と共同で、断熱・遮熱機能に特化した屋根材の開発に取り組んでいます。骨材にシラスを用いたシラス瓦は、熱伝導率がセメント瓦の約半分。シラス瓦と最先端の遮熱塗料をコラボすることで、屋根裏の温度上昇を抑制することに成功しました。

遮熱効果を持つ塗料や屋根材には様々なものがあり、瓦表面や屋根裏の温度上昇抑制が実証されていますが、実際に効果は感じられないという声が多いのが実情です。当社では、現状に満足せず、お客様に効果を体感していただけるレベルまで品質を高めることを目標に、改善を図っています。

シェネツテストハウス（有限会社有伸塗料商会）

当社工場では、瓦による採光システムを採用しています。採光瓦を通して太陽の光が工場内に差し込むため、照明を使用しなくても工場内は明るく、照明電力を節約できています。

屋根からの採光（ユーロAF、株式会社コトガワ製）

壁からの採光（ポーセレム、株式会社コトガワ製）

近年、シックハウス症候群の問題をきっかけに、住環境における揮発性有機化合物（VOC）の対策が進められています。

当社では、原料および製造工程において、VOCを一切使用せず、自然素材をもとに製造を行っています。

そのため、リサイクルや処分時に環境への負担を最小限に抑えることができます。

平成19年4月～平成23年3月の4年間、社会貢献・環境保護活動の一環として、プルタブの回収活動に取り組みました。

社員、お客様、地域の皆様にご協力いただき、たくさんのプルタブをさつま町立柏原小学校に寄付することができました。

ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

・使用済みインクカートリッジの寄付
・ベルマーク運動
・立哨活動
・交通安全活動
・消防団活動（31年間）
・災害支援

など、出来る範囲で様々な活動に取り組んでいます。

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